「探偵って普段どういう仕事してるの？その１」探偵に聞いた㉒

早速、今回も「助手」に手伝ってもらいながら質問にお答えしてたいと思います。

実際に当社に「探偵になりたい！」と面接希望の方からの質問で、探偵が普段どの様な仕事をしているのか？というものです。
結構な頻度で色々な方からこの様な質問をされます。

探偵の仕事を大きく分けると「面談（相談）業務」「調査業務」「事務処理」「営業」の4つになります。

この仕事を優先順位の高い順番で私を含めた事務所のスタッフ全員でこなして行きます。

そうです。
我々のメインの仕事とも言える浮気調査でも、まずは「相談（面談）業務」からです。

事務所の「相談員」や「代表者」が依頼人のお話しをよく聞いて、「本当に調査が必要なのか」「どの様な調査が必要なのか」「いつから、どの方法で調査を行うか」「調査後はどのようにしたいか」などを確認しながら調査の提案やお見積りをします。

次に｢調査業務｣です。相談（面談）で調査が必要な依頼人から申し込みを受け、つまり依頼された場合には正式に契約書を交わし予定を組んで調査を行います。

人物の行動を調べる場合などは最低でも調査員２名が１チームとして調査を行います。車両の有無などや調査の難易度によって２名以上の調査員で行う場合もあります。

人探し、結婚前の調査、公示送達・付郵便送達の住居所調査などは聞き込みや資料収集をする場合が多いのですが、そういった１人で調査可能なケースは調査員もしくは代表者１人で行います。

探偵っぽいというか、探偵の主な仕事の１つです・・・
尾行や張り込みなどの行動調査も探偵らしい仕事と言えますね。

ただ、上手く出来るようになるには少なくとも１年以上はかかると思いますし業務以外でも調査のトレーニングを行います。

知識や経験などがある程度付いている調査員は詐欺対策などの特殊な調査も対応できます。

詐欺対策というのは結婚詐欺・恋愛詐欺や投資詐欺などからの被害を未然に防ぐために相手方の素性を確認するものだったり、実際に被害を被った際の被害回収のために相手方の住所・所在や素性・資産等の確認を行うものがあります。

そうですね。
難易度が高い調査にも対応できるように調査の合間に機材の勉強をしたり、聞き込みや尾行などは調査員同士が「調べる側」と「調べられる側」になって練習したりします。

では次回は「事務処理」「営業」についてです。