「婚活パーティーで知り合った男性と交際を始めました。医師という肩書で信用できると思ったし人柄も良かったので信頼していました。先日、開業する予定なので一緒になって欲しいとプロポーズされました。その時に開業資金として融資の申請中だけど時間が掛かるので短期間でいいからお金を貸して欲しいと言われて貸してしまいました。最近、連絡がなかなか取れなくて忙しいと思っていましたが、段々と結婚の話もはぐらかされるようになって・・・もしかしたら騙されているのでしょうか?」
自分が騙されるはずがない!そう思っている人が案外騙されてしまいます。しかし気を付けるポイントさえ抑えておけば不審な相手であった場合に気づくことが出来ます。
例えば
・他の知り合いがいないネットやお見合いパーティーで相手をさがす
・高収入・安定している職業である
・見た目は普通かそれ以上で話が上手で優しい
交際が始まると
・食事などは必ず奢ってくれる
・忙しくてあまり会えない
・自宅に誘うことは無い
・連絡はLINEなど一種類だけ
など、交際がある程度続くと結婚願望や子どもが欲しいといった話題が増えてくる。また、財布を忘れたなどと少額の借金をするがすぐ返してくる。そうして信用させた後に事業の業績が悪化した・独立開業したい・2人の新居を建てたいなどと言い始め、1~2ヶ月で返すからお金を貸して欲しいと言い始める。
お金を借りた後もすぐに音信不通になるのではなく、うまくはぐらかしながら徐々に連絡がつきにくくなって最後には唯一の連絡手段を消して連絡がつかなくなる。ここまで来るとさずがに騙されたと気付くが素姓が全くわからないので、警察に相談してもとり合って貰えないケースも多い。
知人や友人の紹介ではなく出会い、結婚を考える様になる程度の関係になった場合には少しでも怪しいと思ったら必ず素姓を確認し簡単に金品を貸さないようにしましょう。それでも被害に遭ってしまったら先ずは警察に相談しましょう。ただし、詐欺罪が成立する要件は明確に金品を騙し取るなどの証拠が必要になりますので難しい場合も多いのです。
そんな場合は泣き寝入りせずに探偵にご相談ください。僅かな情報でも解決のお手伝いが出来るかもしれません。
探偵歴21年の探偵事務所所長。メンタルケアカウンセラー・メンタルケア心理士・行動心理士。横浜・千葉・東京で気軽に相談出来る探偵事務所を展開中。神輿会など地元行事にも積極的に参加しています。