「浮気や不倫の証拠になるのはどんなものがあるのですか？」探偵に聞いた㉘

実際に多く聞かれる質問なのですが、まずは「浮気や不倫の証拠があることのメリット」についてお答えしますね。

配偶者が「不貞行為：浮気・不倫」をしていることが分かったら離婚・慰謝料請求・再構築などの選択肢がありますが、それらを有利に進めることが出来るようになります。

そして弁護士など専門家に確認をした「浮気や不倫の証拠になる（証拠として認められる）もの」は以下の通りです。

①浮気相手とのメールやLINEのやりとりを撮影したもの
肉体関係があったことが判る分かるやりとりをビデオカメラやスマホのムービーなどで撮影しておきましょう。スクリーンショットや内容のコピー・アンド・ペーストでは「改ざん・加工した」と言われてしまうケースもあります。

②写真やビデオ
性行為やそれに近い行為の写真・ビデオやホテル・浮気相手の自宅などに出入りしている写真・ビデオ。これらは「複数回にわたって同じ相手であり、撮影日時が入っているもの」が望ましいです。

③不貞行為を自白した録音や録画データ
夫婦での話し合いで不貞行為をしている配偶者がその事実を認めたことを録音または録画したデータ。浮気相手の氏名や住所・関係を持ち始めた時期・不貞行為を行った日時なども自あると良いでしょう。

④探偵や調査会社の調査報告書
ラブホテルや浮気相手の自宅に出入りしている写真やそこの場所に行くまでの様子などを記載したもの。これも「複数回にわたって同じ相手であり、撮影日時が入っているもの」が望ましいです。

⑤領収書やクレジットカードの利用明細
宿泊施設（ホテルや旅館など）の領収書やクレジットカードの利用明細。
2名で宿泊したことが分かるものや何度も繰り返し宿泊施設を利用したことがわかるもの。

などがあります。

繰り返しになってしまいますが改ざんや加工が簡単に出来てしまうデジカメの写真やLINE・メールをスクリーンショットしたものや文章をコピー・アンド・ペーストしたものは認められないケースもありますし、浮気相手の自宅で盗聴・盗撮など公序良俗に反した集め方をした証拠も認められないケースがあります。

もちろん明確な証拠があるのが望ましいですが持っている証拠を組み合わせたりすることで有効な証拠となる場合もありますので弁護士などの専門家に相談することをオススメします。

また、ご自身で証拠を集めることに躍起になってしまい浮気している配偶者などに警戒されてしまうと我々探偵でも証拠を撮ることに手こずってしまう場合もありますので、早めに探偵や弁護士などの専門家に相談することが望ましいですね。